【更年期のへバーデン結節】お役立ちアイテム6選と心に響いた言葉

50歳になる前くらいから指の第一関節が強張ったり、痛んだりしていました。
最初は、指先がうまく使えなくてなんか痛いな、なんかおかしいなと思っても、少しすると痛みも引くので放置していたのです。

それが、整形外科でヘバーデン結節と診断されて「えーっ」となりました。
指が曲がっていく?関節が変形してボコボコになる?

加齢でどうしようもないと言われてショックでした。

それから私自身いろいろ試して、数年が経ちました。
変形してしまったものを治すのは難しいですが、痛みが楽になったり、気持ちが楽になるグッズにも出会い、うまく付き合っています。

今回は個人的な体験や調べた中からの役に立つアイテムをご紹介します。
ヘバーデン結節に悩む方のお役に立ちますように。

この記事の目次

役に立つアイテム6選

残念ながらヘバーデン結節そのものを治す薬はありません。
治療は痛みや炎症を取って、関節の変形を抑えていくのが軸となります。

一般的な整形外科では、炎症と痛みがある時は基本的には安静にし、消炎鎮痛剤やステロイド剤などの投薬やテーピングをします。
重度になると手術適応となります。

経過観察で様子をみることが多い病気です。

この章では、私自身が経過観察をしていく中でいろいろ試して痛みが減ったと感じたアイテム5つと、これはいいんじゃないかと思う1つをご紹介します。

更年期のサプリメントといえば「エクオール」

ヘバーデン結節の原因に「女性ホルモンの減少」があります。
更年期に入って、女性ホルモンが減ってくることで関節に炎症を起こしやすくなるというものです。

それならばという訳で、最近では整形外科でも女性ホルモン様のサプリメント勧めるところが増えています。
それがエクオール

日本人におなじみの大豆
大豆が健康によいと言われていますが、更年期には特に注目したい食べ物です。
腸内細菌によって大豆の成分「イソフラボン」から「エクオール」が作られ、女性ホルモン様の働きをします。

ところが、エクオールを作れる人と作れない人がいて、そこでサプリメントの登場になります。
エクオールが作れるかどうかは尿検査でわかります。
私はエクオールを作れない結果だったので、サプリメントで補助することにしました。
試したのは次の2社。

  • 大塚製薬「エクエル」
    …粒が大きくて飲みにくいのでかみ砕いていました。大豆っぽいくて少し苦味があったのと、1日4粒目安が平気ならお勧めです。
  • 小林製薬「エクオール」
    …1日の目安が1粒なので手軽に補助できます。
1日の目安を守りましょう!

1日の目安を超えて摂取すると思わぬ症状が出る可能性があることです。

私はこの2製品を切り替える時に摂取量が多くなってしまい、不正出血が起きたことがあります。
たくさん摂ればもっと効くんじゃないかと自己判断せず、1日の目安を守りましょう。

骨粗鬆症予防のためにも摂りたい「カルシウム」

女性ホルモンが減ってくると、骨粗しょう症になるリスクが高まります。
それでカルシウムをサプリメントで補助してみたのですが、関節痛にもよかった印象です。

カルシウムも過剰摂取は高カルシウム血症のリスクがあります。
1日の推奨量は18歳以上の女性で650㎎、耐容上限量は2,500㎎とされています。

なので、こちらも1日の目安を守りたいですね。

カルシウムのサプリメントを選ぶ時、私の注目ポイントは海洋性であるかどうか。
根拠は特にありませんが、日本人は昔から海のものを食べてきた民族なので体の中で利用しやすいのかなと考えています。

アボリジニの万能薬といわれる「エミューオイル」

サプリメントではなく、痛いところに塗ったのが「エミューオイル」
ある薬局で「関節痛に」というポップが目に入りました。

調べてみると、エミューオイルはオーストラリアの先住民族アボリジニに伝わる万能薬で、皮膚の乾燥防止、虫刺されや傷に使われていると知りました。
日本では馬油が同じような感じですね。

浸透性があって、エミューオイルの脂肪酸が炎症に良さそうに思って試してみました。

方法は、手がベトベトになるくらいたくさん塗って、ビニール手袋でラップしてホットタオル。
夜にオイルでパックして翌朝指の調子が良いという感じで私には「効果あり」でした。

ネットでは「塗るグルコサミン」といわれているようです。
医薬品でないので効果のほどは人によるイメージです。

冷えと腎虚に「三七人参」

中医学や漢方では、ヘバーデン結節の原因に「冷え」と「腎虚(じんきょ)」が考えられています。
更年期に入るということは、悲しいかな「老い」なのですね。
腎は生命力と関係していて、老い=腎虚と捉えることができます。
そこへ冷えが加わると、様々な不調を引き起こすことになります。

しっかり体を整えていきたいなら漢方薬
そこまでは…と思うなら、生薬「三七人参」のサプリメントを試すのもよいと思います。

原料となる生薬の品質によって効果に差が出てくるのでよく調べて選びましょう。

指先の細かい作業を楽にする「キッチンバサミ」

指が痛いと、それだけで1日が憂鬱になります。

  • スーパーのビニール袋を両手で引っ張ってあける時。
  • 切った野菜をつまみ上げて皿に盛り付ける時。
  • 皿やコップを持って洗う時…。

こういう動作って少し前の自分なら難なくやっていたのに。
できないもどかしさ、悲しさ、これから指がどうなっていくのか不安を感じる時でした。

握る動作ができない時。
そんな時によく使っていたのがキッチンバサミと大きめの骨抜き
プラの袋は切れ目が入っているものが多いですね。

そこを切ると袋をスッと袋が開けられるはずが、痛みが出ている時はそれをつまむのがつらい。
力を入れて引っ張るのがつらい。

指に負担をかけたくないから、最初っからプラはハサミでじょきじょき。

料理をする時は、フキの皮をむく、きぬさやなどの筋を取るという時は大きめの骨抜きを使いました。

ヘバーデン結節の人は指先をよく使う人がなりやすいとも言われています。
お掃除、食器洗いが多い人もそうですね。

今までよく使ってきましたね。
褒めてあげたい!

これからは、道具を使って、指先を休めながら労わりながらいきましょう。
可能なら食洗器を取り入れるのもいいですね。

テーピングした手を見せたくないなら「ヘバーデンリング」

へバーデン結節って動かすと痛いので、テーピングで固定したいですね。
テーピングは、ビニルテープやセロテープ、市販のテープを第1関節に5~6回巻けばまずはできます。

ただ人目を気にするなら、ちょっと…ですよね。

そんな時のお役立ちアイテムがヘバーデンリング

富山県高岡市の鋳物メーカー株式会社能作が販売している医療機器です。
錫の抗菌性や曲がる特性を利用して、手指の第一関節を固定します。

完全に固定というわけにはいきませんが、見栄えはおしゃれっぽい。

もうひとつ。
水ぶくれのような粘液嚢腫が関節にできると、ここを何かにぶつけると痛いんですよね。
でも、リングのおかげでぶつけなくて済む。
防御壁になって守られるんです。

医療機器なので医師の診断を受けて、ご指導のもとご使用ください。

関節が変形する悲しみに響いた言葉

次に、お役立ちアイテムではありませんが、気持ちが明るくなった言葉をご紹介します。

ヘバーデン結節は、なったからといって命が脅かされるほどではなく、大した病気じゃないと思われています。
けれど、なった本人にとっては受け入れるまでとてもつらい。

私自身、指の第一関節が痛み、変形していくのを見るのは、怖くて悲しくて。
自分の手が嫌いで、見たくなかったです。
当然、人にも見せたくなかったです。

そんなある日。
ジブリ映画「風の谷のナウシカ」のワンシーンを思い出しました。

トルメキアに捕虜となった風の谷の住人が言います。

風の谷の住人ギックリ
「あんたも姫様じゃろうが、わしらの姫様とだいぶ違うの」

風の谷の住人ゴル
「この手を見てくだされ。ジル様と同じ病じゃ。あと半年もすれば石と同じになっちまう。じゃが、わしらの姫様は、この手を好きだと言うてくれる。働き者のきれいな手だと言うてくれましたわい」

そういえば、父母の手も私と同じような手をしています。
親の年老いたゴツゴツした手を醜いとか、嫌いだと思ったことはありません。
むしろ、この手で私は大きくなったのだなと思ったらありがたいとも思えました。

また、私の娘にこのワンシーンと私のヘバーデン結節のことを話すと「お母さんの手、好きよ」と言ってくれました。
娘にそう言われると思っていなかったので胸がジーンとなりました。

あなたの手は、忌み嫌うようなものではなく、愛される手なのです。
苦労しながらも生きてきた手なのです。

私が、あなたの手にそう言ってあげたいです。

まとめ

更年期の関節症としてヘバーデン結節が知られています。
指の第一関節の痛みや腫れ、関節の変形が見られます。
多くの場合は対症療法となります。

薬に頼らないで、うまく症状と付き合っていくお役立ちアイテムを6つをご紹介しました。

  • エクオール
  • カルシウム
  • エミューオイル
  • 三七人参
  • キッチンバサミ、骨抜き
  • ヘバーデンリング

人によって使い勝手に差はあるかと思いますが、ピンときたものがあれば試してみてください。

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この記事を書いた人

薬剤師
春光苑漢方研修会漢方修士
薬膳コーディネーター
感情カウンセラー協会認定 感情カウンセラー
バーストラウマ&インナーチャイルド対応会員制ヒーリング・ヒーラー

大学卒業後、製薬会社の学術部で社員教育と医療関係者への情報提供に携わり、その後、整形外科病院で薬剤師として勤務、退職。
現在はアラフィフからのセカンドライフをもっと元気にもっと自由に行きたい方向けにコンテンツを提供している。

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルドなどの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では笑顔を取り戻し、日々軽やかに過ごしている。

セッションでは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻していただけるように心掛けている。

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