【更年期の基礎体温】高くなる?低くなる?ガタガタ?私の記録グラフも公開。

この記事でお伝えすること
  • 閉経に向けて基礎体温グラフは変化する
  • 更年期のの生理期間、月経周期はさまざま
  • 基礎体温測定は体調管理のひとつ

更年期障害の原因は急激な女性ホルモンの減少です。
女性ホルモンが減少すると基礎体温も連動して変化します。
その変化はどのようなものでしょうか。

実は、理科系女子の探究心で自分の基礎体温がどう変わるのか興味津々で測っていました。

今回は、私の記録も公開します。

この記事の目次

更年期は月経周期、基礎体温が変化する

更年期になると、卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が不安定になります。
それに伴って、月経周期、月経の期間、基礎体温が変化します。

更年期の変化には個人差があって教科書通りにいく人、いかない人、本当にいろいろです。
個人差があるからこそ自己判断は禁物です。

ご自身の変化で心配なことがあれば、迷わず婦人科を受診してください。

更年期の基礎体温のパターン

更年期の基礎体温の変化は次の3パターンです。

  1. 低温期と高温期の二相がみられる
  2. 低温期と高温期の二相がはっきりしなくなる
  3. 高温期がなくなり低温期のみになる

①低温期と高温期の二相がある

標準的な基礎体温のパターンでは、卵巣のはたらきが充実していると排卵があり、黄体ホルモン(プロゲステロ)によって体温が上昇し高温期が形成されます。
上のイメージ図のように低温期と高温期の二相が見られます。

更年期では卵巣のはたらきが衰えてきます
このため、更年期初期では低温期と高温期の二相はあるが、月経周期が長くなったり短くなったりします。

逆にいうと、二相がはっきりしているのなら卵巣のはたらきがまだ安定しているということになります。

②低温期と高温期の二相がわからなくなる

卵巣の衰えが進むと、黄体ホルモン(プロゲステロン)も減って高温期が形成されにくくなります。
低温期と高温期の二相がはっきりしなくなります。
そのため、基礎体温はガタガタとした形になります。

後の章で、私の基礎体温グラフの記録を公開しているので見てください。

③高温期がなく低温期のみ

閉経とは月経が永久に停止することをいいます。
卵巣にある卵胞(卵子のもとになる)が消失して排卵がなくなるので月経もなくなります。

黄体ホルモン(プロゲステロン)も分泌されなくなるので、基礎体温は低温期のみになります。
また、黄体ホルモンによる体温上昇がなくなるので低体温に傾くようです。

こちらも後の章で私の基礎体温グラフの記録を見てください。

閉経に向けての記録公開(私の場合)

最終月経10回前の月経から最終月経までの1年半の記録をご紹介します。

測り始めたのは50歳で、その頃はすでに卵巣の機能は低下していたようです。
そのため、低温相と高温相がはっきり二相に分かれているデータはありません。

基礎体温を測る時、毎日の記録が大変なので朝一番に測ったらすぐにスマートフォンのアプリに入力していました。
自動的にグラフ化され、生理開始日と終了日も入力すると月経周期も計算されるので便利でした。

【アプリ使用の欠点】
更年期では、生理予測日や排卵予測日が表示されても全くあてになりませんでした。
個人差もあるし、変動が大きすぎて計算できないのだと思います。

期間と月経周期

私の場合、更年期に入るまでは規則的に月経があり、月経周期は約30日間、月経の期間(生理期間)はだいたい7日間でした。
それが変化して、月経周期が長くなったり短くなったりしたのが特徴的でした。

最終月経まで
あと何回
期間月経周期その時の感想
私の標準生理期間7日間約30日周期
10回前2017/5/23~5/29(6日間)37日あれ?いつも通りにこないわ…。ちょっと遅い?
9回前2017/6/17~6/23(6日間)25日ちょっと早い。
8回前2017/7/10~7/17(7日間)23日今回も早くきた。
7回前2017/10/4~10/12(8日間)86日間が空いたなぁ。終わるの遅いなぁ。そろそろ閉経?
6回前2017/11/1~11/76日間)28日あら、もとに戻った。
5回前2017/11/27~12/4(7日間)26日ええっ、1か月に2回も生理が来た。
4回前2018/2/13~2/20(7日間)78日うわ~、2か月もっと空いてる。
3回前2018/3/16~3/23(7日間)31日普通に戻った?
2回前2018/4/20~5/10(20日間35日生理がなかなか終わらず心配。婦人科受診を悩む。
1回前2018/7/25~7/31(6日間)96日約3か月ぶりに生理がきた!
最終月経2018/11/11~11/16(5日間109日3か月以上空いてる!しかも短っ。
柴田ともみ

基礎体温と体調で何となく生理がくるのがわかりました。
測定していなければ、生理がいつくるかいつくるかと心配していたと思います。

基礎体温グラフ

次に、基礎体温グラフを2つ公開します。

使用している画像は、スマホアプリのスクリーンショットを加工してグラフの全体が見られるようにしました。
少し見づらいかもしれませんがご容赦ください。

最終月経の10回前から9回前までの基礎体温

生理の期間 6日間
次の生理まで(月経周期) 25日
平均体温 36.63℃ です。

低温期から高温期へはガタガタしながらも比較的なだらかに変化しています。
36.70℃を補助線にすると二相があるようにも見えますが、綺麗に分かれる標準的なパターンとは違います。

卵巣のはたらきが衰えて二相がわからなくなるパターンです。
排卵が起こっているのか起こっていないのか、グラフからは推測できない状態です。

閉経の頃の基礎体温

生理期間 5日
次の生理 なし(後に振り返ると、ここが最終月経でした)
平均体温 36.17℃

低温期と高温期の二相が見られません。

36.70℃を基準に線を引いても越えてくることはなく、低温期のみのパターンです。
この時期の平均体温は36.17℃で、平熱としても低めです。
今までは女性ホルモンのおかげで体温を維持できていたのかもしれません。

柴田ともみ

「いよいよ…閉経…」と覚悟する気持ちと閉経後の老化の不安。
面倒に思っていた生理を「まだあって欲しい」と願う気持ち。
それらが一気にきて、複雑な気持ちでした。

基礎体温を測ることは体調管理のひとつ

病院に入院すると、朝と夕に検温があります。
新型コロナウイルスの流行では、施設に立ち入る時に検温がありますね。

体温は、体調のバロメーターになるからです。

基礎体温は起床直後の体温を測ります。
一日のうちで一番安静にしている時の体温です。
一日の始まりの体調を表します。

婦人科受診の際は、基礎体温を測っていなくても問題はありませんが、診断の手助けとなることがあります。

日々の健康管理

基礎体温を記録していると、何かおかしいと気づきやすくなるし、医療機関を受診した時に診断の参考になります。

更年期に微熱が続くということもあります。
仕事や家事に忙しくて「なんか熱っぽいわ」で見過ごされやすいのですが、微熱に病気が隠れている場合があります。

基礎体温は測ることに慣れるまでが面倒くさいです。
けれど、測っていると自分の体調変化に気づきやすくなります。

私の体験では、基礎体温の数値から低体温気味だとでわかりました。
グラフを見ると、閉経に向かって低温期高温期の二相を作らなくなり、平均体温も下がってきました。
36℃を切ることもありました。

柴田ともみ

ある朝、基礎体温が35.77℃でした。

低体温だと動作が鈍く、筋肉も硬直しがち。
体をほんの少し後ろに向けただけなのにあっと思う瞬間がありました。

でも、低体温だったので「今日は温かくしとかなきゃ」と腰にカイロを貼って気をつけていたのです。
おかげでぎっくり腰にならずに済みました。

ちょっとした手当でトラブルを大事にしないのが人生後半の生き方と思いました。
また、年齢と共に落ちている代謝を上げるために運動しようという気にもなりました。

避妊

更年期は生理不順で、排卵があるのかないのか、あるとしてもいつなのかとてもわかりにくいものです。

したがって、閉経とはっきりわかるまでは妊娠の可能性があります。

きちんと避妊をしましょう。

まとめ

更年期は、閉経をはさんだ前後5年。
更年期の症状に気持ちがついていかないこともあります。
そんな時に基礎体温のパターンから自分が更年期のどの段階にいるのかを知り、体への理解を深めることは心の安定化に少なからず役に立ちます。

更年期の基礎体温のパターンは3つ

  1. 低温期と高温期の二相がみられる
  2. 低温期と高温期の二相がはっきりしなくなる
  3. 高温期がなくなり低温期のみになる

昨今はコロナウイルスの流行もあって、検温はより身近になっています。
基礎体温も体調管理の方法としてもご活用ください。

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この記事を書いた人

薬剤師
春光苑漢方研修会漢方修士
薬膳コーディネーター
感情カウンセラー協会認定 感情カウンセラー
バーストラウマ&インナーチャイルド対応会員制ヒーリング・ヒーラー

大学卒業後、製薬会社の学術部で社員教育と医療関係者への情報提供に携わり、その後、整形外科病院で薬剤師として勤務、退職。
現在はアラフィフからのセカンドライフをもっと元気にもっと自由に行きたい方向けにコンテンツを提供している。

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルドなどの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では笑顔を取り戻し、日々軽やかに過ごしている。

セッションでは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻していただけるように心掛けている。

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