【潜在意識の書き換え方】自分を変えるための8ステップ

「今の自分には満足できない。辛いし、不利な状況にある。でも、自分を変えることはできないから、一生耐えるしかない」と感じている方はいませんか?

気がつけば、自分を制限している否定的な潜在意識があります。

実は、その意識は、これまでの人生で形成された考え方の枠組みに過ぎません。

これからの未来のために、潜在意識を改善し、新たな自分へと生まれ変わる方法を、8段階に分けてご紹介します。

この記事の目次

リフレッシュからスタート

何か新しいことを始める前には、心をリセットするために、リラックスしてリフレッシュする時間を設けましょう。

リフレッシュとは、旅行などのイベントを企画することではありません。

自分の好きな空間を作る、心地よい香りを楽しむ、一日の中で自分だけのリラックスタイムを設けるだけで十分です。

まずは、ネガティブな感情を手放し、潜在意識の書き換えに向けて準備を始めましょう。

思考のクセを発見

潜在意識を書き換えるためには、まず潜在意識を理解することが重要です。

リラックスしながら、一日を振り返り、感じたことや行った行動、話した言葉を思い出してみましょう。

思い出したことを簡単な言葉で記録すると、思考が視覚化されて理解しやすくなります。

次に、自分の考えや行動を、まるで他人の本を読むように客観的に観察してみましょう。

重要なのは、事実として受け止めることです。

「こんな風に考える自分が嫌だ」という評価や感情を除いて考えることが大切です。

これを繰り返すうちに、自分が陥りやすい思考パターンが明らかになります。

考え方に正解や不正解はありません。

自分自身をありのままに知るための一歩として捉えることが、重要なステップです。

成功と成長を認める

時々、否定的な思考に捉われるあなたは、

  • 達成できなかったこと
  • 実行できなかったこと
  • 上手くいかなかったこと

に注目しがちです。

ですが、本当にそうでしょうか?

何かを達成できなかったとしても、その後に立ち直ったあなた、失敗しても謝罪できたあなた、一見すべてが否定されたような状況でも頑張り続けたあなたがいます。

そんな自分を見つけて、適切に評価してあげましょう。

自分の努力は、自分自身にしか理解できません。

結果が完璧でなかったとしても、その過程で頑張ったあなたがいるのです。

他人は結果だけを見るかもしれませんが、それは一部の評価にすぎません。

大切なのは、反省すべき点を反省することです。

反省点や改善点を未来に向けて変えていく意欲を持ちながら、同時に努力した自分も認めてあげましょう。

自分が認めている努力した自分を十分に褒めることが、潜在意識を変える次のステップにつながります。

前向きに考える

次に重要なステップは、「これは良かった」「こうすればもっと良くなる」「こんな自分になりたい」といった、肯定的な面に焦点を当てる思考や、改善策を考えることです。

過去の行動を問題解決するのではなく、未来志向で考え、失敗や経験を未来のための糧としましょう。

潜在意識を変える際に重要なのは、過去の自分を否定しないことです。

これまで無意識のうちに自分を制限していた思考の枠組みを修正するだけです。

自分を否定する必要は全くありません。

少し先の目標を設定

次のステップは、「こんな自分になりたい」「こんな状態を目指したい」という目標を持つことが大切です。

最初から難しい目標を立てるのはおすすめしません。

現在の自分から少し先の段階を目指し、抱えている問題を徐々に解決していくことを目標にしましょう。

例えば、

  • 毎朝起きるのが苦手なら、夜1時間早く寝る
  • すぐに怒ってしまう自分を改善したいなら、言葉を発する前に6秒間数える
  • 否定的な言葉をよく使う自分を変えたいなら、「でも」という言葉を3回に1回は控える
  • いつも同じグループで食事するのではなく、たまには一人で食事を楽しむ

潜在意識がどのように心を束縛しているかは人それぞれです。

自分を縛っている不満や、一人になることへの不安を変え、小さなステップから勇気を出してみましょう。

自分の未来を自分で選ぶ

過去の潜在意識は、親との関係や学校での経験から大きく影響を受けています。

しかし、それは過去の人々があなたに与えた考え方の枠組み、つまり潜在意識にすぎません。

これからは、自分の考え方の枠組みを自分で築いていくことが求められます。

  • あなたはどんな自分になりたいですか?
  • 何ができると思いますか?
  • どんな未来を描いていきますか?

過去の潜在意識を書き換え、新しい未来を自分の手で掴むのはあなた自身です。

「私は笑顔が素敵な女性になりたい」と思うのではなく、「私は笑顔が素敵な女性になる」と信じることが、あなたの潜在意識を変える力となります。

感謝の気持ちを忘れずに

他人に自分の考え方を形成されたと感じると、それが自分自身を制限してしまうことがあります。

考え方を押し付けられたと考えるのではなく、自分がそれを上手く取り入れられなかったと考えると、気持ちが楽になるかもしれません。

忘れられない過去や自分を縛る経験が過去の潜在意識を形成したとしても、それらの経験があったからこそ、もっと成長したいと思う自分になれたと考えましょう。

苦しい経験を乗り越えたあなたは、他の人よりも強いです。

自分を変える勇気を持てたことを、自分自身で評価しましょう。

そう考えて、過去の経験や、これから自分を変えるために支援してくれる人々に感謝しましょう。

その感謝の気持ちは、あなたの表情や生き方を豊かで穏やかにします。

自分を信じる力を育てる

これまでのステップを踏んできたなら、あなたの潜在意識の書き換えはすでに進んでいます。

未来の自分の潜在意識を自分で創り出し、未来を自分で切り開く力を持つ自分を信じる勇気を持ちましょう。

あなたの変化に周囲の人も気づき始めています。

誰のためでもなく、自分の人生を豊かに生きるために、過去の自分を受け入れ、許し、自分を信じる潜在意識に書き換えましょう。

あなたなら、過去の考え方とさよならを言い、自分の魅力を輝かせる潜在意識を手に入れ、望む未来を実現できます。

まとめ:潜在意識を変えて自分を変えるために

潜在意識を変えるための重要なステップは以下の通りです。

  1. リフレッシュからスタート:心をリセットし、リラックスする時間を設ける。
  2. 思考のクセを発見:自分の潜在意識を理解し、客観的に観察する。
  3. 成功と成長を認識:達成できたことや成長した点を認め、評価する。
  4. 前向きに思考:肯定的な側面に焦点を当て、改善策を考える。
  5. 少し先の目標を設定:現在の自分から少し先の段階を目指し、小さなステップから始める。
  6. 自分の未来を自分で選択:自分の考え方の枠組みを自分で築き、未来を自分で切り開く。
  7. 感謝の心を大切に:過去の経験や支援してくれる人々に感謝する。
  8. 自己信頼を育む:自分を信じる力を持ち、過去の自分を受け入れて許す。

これらのステップを踏むことで、自分の潜在意識を書き換え、新しい自分に生まれ変わることができます。

自分を変えるためには勇気と力が必要ですが、焦らず自分のペースで進んでいきましょう。

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この記事を書いた人

カウンセリング、リーディング、ヒーリング
薬剤師(漢方・薬膳に精通)

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルド、感情などの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では心と感情の専門家として、サービス提供をしている。

ミッションは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻した人を増やすこと。

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