友達をめんどくさいと思う場面9つと上手な距離の保ち方

  • 友達なのに面倒だと感じる理由は
  • 無理せず関係を保つ方法は
  • 付き合いを楽にするにはどうすれば

友達のはずなのに、めんどくさいと感じてしまうのは自分だけでしょうか。

LINEの返信や一緒にいる時間が負担になるなど、友達付き合いに疲れる理由はさまざまです。

価値観の違いや自分の話が苦手な性格なども影響しやすいでしょう。

本記事では、友達をめんどくさいと感じる9つの場面を紹介しながら、ストレスを減らす距離の取り方を解説します。

友達関係に悩む人が自然体でいられるヒントをお届けします。

この記事の目次

友達付き合いで疲れる人は少なくない

親しいはずの友達といる時に、疲れたり気を使ったりすることがあります。

女性の場合、大人になると話題が恋愛や結婚、子育てに変わります。

学生時代は共通の悩みを共有していたかもしれませんが、社会人になると環境や価値観が変わります。

結婚している友人は独身の友人を自由だと思い、逆に独身の友人は結婚している友人をうらやましく思うことがあります。

妊活中の人は、子どもがいる友人を羨ましく感じるかもしれません。

このように「羨ましい」という気持ちを隠そうとして、気を遣って疲れる人がいます。

男性の場合、勤務先やキャリアへの意欲によって価値観が異なり、友人との会話内容が変わることがあります。

久しぶりに会った友人が、自分の会社や収入を自慢していると感じたり、自分が自慢してしまっているのではないかと考えたりすることがあります。

親しいからこそ、「相手に嫌われたくない」「雰囲気を悪くしたくない」と思い、本音を言えずにストレスや疲れを感じる人が少なくありません。

友達付き合いに疲れる理由とは

価値観や考え方の違い

価値観や思考が異なると、会話に気を使ったり、相手の価値観を押し付けられたりして、友人関係が疲れる原因になります。

互いの違いを認め合い、良い関係を築けているなら、それは素晴らしい友情です。

しかし、相手に合わせた会話や、相手の考えを押し付けられると、ストレスがたまります。

自分の話が苦手

友人との関係で、自分の話を聞いて欲しい人もいれば、相手の話を聞くだけで楽しいと感じる人もいます。

後者の場合、自分が話さなければならない状況ではストレスを感じやすいです。

二人で会うのは楽しいけれど、複数で会うと疲れると感じる人は、自分の話が苦手なことが多いです。

自分の話が苦手な場合、話題が振られてもうまく話せず、たとえ友人であっても疲れてしまうことがあります。

一人の時間を好む

元々一人の時間を好む人もいます。

親しい友人と年に数回会えば満足し、普段は一人でいることを好む人は、頻繁に遊びたがる友人がいると、断るのが申し訳なく感じてストレスがたまったり、断ると友人関係が悪くなると思って無理をしたりして、疲れやすくなります。

他人の目を気にしすぎる

他人の目を過度に気にしすぎると、相手の反応ばかり気になって、友人関係が疲れる原因になります。

自分は親しい友人だと思っていても、相手が同じように感じていないかもしれない、裏で悪口を言われているのではないかといった心配があると、自分の言動に神経質になりすぎてしまいます。

嫌われたくない、良い印象を持たれたいという思いが強いと、相手に合わせて言葉を変えたり、自分の意見を抑えたりしてしまい、ストレスがたまります。

友達がわずらわしいと感じる9つのシーン

仲の良い友達がたくさんいても、楽しいことばかりとは限りません。

ここでは、友人付き合いの中で負担に感じやすい、「ちょっと面倒だな」と思う9つのケースを取り上げていきます。

場面1. 用件もないのに連絡が頻繁に来る

自分が忙しい時や集中したい時に、特に用もない連絡がLINEや電話で来ると、煩わしさを覚えるものです。

貴重な自分の時間を割かれるうえに、要件のないやり取りが続くとさらに負担感が増します。

場面2. しつこく誘われる

すでにスケジュールが埋まっている場合、予定を変えるのは簡単ではありません。

一度断っても何度も誘われると、その相手に対して面倒だと感じる人も多いでしょう。

旅行などの大きな予定も、しつこく誘われるとむしろ一緒に行きたくなくなるものです。

場面3. ひとりの時間を確保したい時

友達やグループと一緒に過ごすのは楽しい反面、長時間一緒にいると疲れを感じます。

特に旅行などの団体行動では意見がぶつかることもあり、一人になりたくなる瞬間があるでしょう。

自分だけの時間を大事にしたいときに付き合いを求められると、どうしても面倒に思ってしまいます。

場面4. 自分の話ばかりする相手

あまり興味の持てない話を延々と聞かされると、気が進まなくなるものです。

例えば「旅行に行ってきたんだ!」と一方的に話し続けられると、自分には関係ないと感じる人もいるでしょう。

自分中心の話しかしない友達に対しては、こちらに興味を示してくれない印象を持ち、面倒だと感じてしまいます。

場面5. 愚痴や悪口ばかり聞かされる

誰かの愚痴や悪口を長時間聞かされるのは、気分が沈むものです。

繰り返しそんな話ばかりされると、相手に対してわずらわしさを覚えます。

中には、当たり前のように友達を自分の愚痴のはけ口にする人もいます。

興味の持てない話題で延々と愚痴を聞かされるのは、負担に感じやすいでしょう。

場面6. 競争心をむき出しにされる

必要以上に張り合われたり、マウントを取るような態度を取られると、正直うんざりします。

相手が自分をライバルとして意識してくるのは勝手ですが、不快な発言や行動で足を引っ張られるのはストレスです。

こちらは比べるつもりもないのに、一方的に競争心をぶつけられると距離を置きたくなります。

場面7. 仲間内でのトラブルに巻き込まれた時

仲の良いグループ内で問題が起きると、自分も関わりづらくなり負担を感じます。

気の合うママ友や職場の仲間など、せっかく楽しく過ごせるはずのグループなのに、メンバー間で揉め事があると、こちらも立場を考えながら接しなければならなくなります。

グループ内での板挟みから人間関係を急に変えるのは難しく、厄介なところです。

場面8. 興味の持てない相談をされる

興味を持てない相談ばかりされて聴くばかりでは苦痛を感じ疲れてしまいます。

特に、恋愛や夫婦の悩みを話したいだけで時間を使われると、正直負担に感じることもあるでしょう。

もちろん、同性の友人にしか話せない相談事もあるかもしれませんが、興味のない内容を延々と聞かされるのは面倒に思うものです。

しかも、とてもプライベートな相談に安易に返事をすると逆恨みされることもあるので厄介です。

場面9. 買い物に無理やり付き合わされる

友達から「一緒に買い物に行こう」と誘われると楽しい気分にもなりますが、自分が興味のない買い物に長時間つきあわされると負担を感じます。

もしこれが、自分の興味がない旅行のような大きな予定であれば、さらに大変だったかもしれません。

面倒な友人と上手に距離を取る方法

友人関係に疲れたら、しばらく距離を置いて自分の時間を過ごしてみましょう。

一人でいる時間を持つことで、疲れの原因を見つめ直す機会になり、また友達に会いたいという気持ちが自然に湧いてきます。

ストレスが溜まっているなら、リラックスすることを心がけましょう。

カフェでくつろいだり、カラオケで歌を歌ったり、美味しいものを食べたりするのも効果的です。

ストレスを解消することで、冷静に自分自身の気持ちと向き合い、友人との関係をどう築いていくかを考えることができます。

その上で、次の4つの方法を試してみてください。

方法1. 自分から連絡する回数を控える

こちらから連絡をすると、当然相手も返信をくれる頻度が増えます。

もちろん、適度なやり取りで関係を続けることは大切ですが、自分からの連絡を徐々に減らしていくと相手もペースを合わせてくれるはずです。

急に連絡を減らすのではなく、少しずつ頻度を下げていくのがおすすめです。

方法2. LINEの返信をゆっくりにして「忙しい」と伝える

友達から毎日のようにLINEが届くこともあるでしょう。

そんな時は「最近ちょっと忙しくて」と一言伝えると、相手も配慮してくれることが多いです。

社会人であれば四六時中スマホを触っているわけではありませんし、返信のタイミングを少し遅らせるのも一つの手段です。

ただし、無視する形になると関係にヒビが入る可能性があるので、返事はきちんと返すことを忘れないようにしましょう。

方法3. 会う際には「何時まで」と時間を決める

友達と会うときは、あらかじめ終了時間を伝えておくと、余計な長居や面倒な流れに巻き込まれにくくなります。

つい楽しくて時間を忘れてしまうものですが、区切りを決めないとダラダラと予定外のことに付き合わされることもあります。

限られた時間を有効に使うためにも、旅行のように計画を立てて行動すると安心です。

方法4. 約束当日に面倒に感じてもできるだけ会う

当日になって気が乗らないと感じても、一度決めた予定であれば相手にも都合があります。

ドタキャンをすると信頼関係に影響しやすく、相手を傷つけることになりかねません。

特に旅行など前から決めていた予定の場合は、相手の不信感を招きやすいので注意しましょう。

どうしても負担に感じる時は

どうしても負担に感じる相手との関係は、少しずつ会う頻度を下げるのがおすすめです。

「面倒だから」と一気に関係を断ち切ると、大切な友人を失う恐れがあります。

長く親しい関係になるほど、面倒なことも増えやすいもの。

距離を取るときは段階的に回数を減らしていきましょう。

良い友情を育むために自分でできること

自分を見つめ直す

相手の行動が気になる一方で、自分を見つめ直すことがおろそかになっているかもしれません。

自分が相手を不快にしているかもしれないし、自分が気を遣いすぎていることで、相手も気を遣っているかもしれません。

仲が良くても、礼儀や思いやりは大切ですが、気を遣いすぎるとかえって関係が悪くなることもあります。

友人関係に疲れたときは、自分自身を振り返ってみましょう。

適切な距離感を保つことの大切さ

良い友情を築く上で、適切な距離感を保つことはとても重要です。

どれだけ親しい友人でも、すべてを理解し合えるわけではなく、意見が異なることや価値観の違いは必ずあります。

価値観の違いに過度に神経を使いすぎると疲れてしまうので、親しい友人以外では自分の意見を控えめにしたり、会う頻度を調整するなどして、自分にとって心地よい距離感を見つけていきましょう。

大切なことはしっかり伝える

自分の意見を押し通すことは避けたほうが良いですが、大切なことはしっかりと伝えたほうがお互いとって心地良い関係を作るために重要なことです。

断るべきことや嫌だと感じることは、タイミングを見計らって穏やかに、しかし、はっきりと伝えられるといいですね。

最初は相手も拒絶されたと感じて戸惑うかもしれませんが、真に良い友人関係を築きたいと思っているなら、相手もあなたの考えを尊重してくれるでしょう。

相手に対する無理な期待をしない

友人関係でストレスを感じないためには、相手に対する無理な期待をしないことが重要です。

「こんな風にしてくれるはず」「こんな風に考えてくれるはず」と期待してしまうと、期待と違う反応が返ってきた時にストレスや疲れを感じがちです。

仲の良さに関わらず、相手に無理な期待をせず、自然な関係を保つことで、健全な友人関係を維持できるでしょう。

無理して続ける関係は避ける

友達でも相性が合わないと感じる人はいるでしょう。

そのような場合は、相手と疎遠になったり少し悪くなっても、大きなトラブルがなければ無理に続ける必要はありません。

友人関係にはいろいろな形があります。

長い付き合いや二人だけの関係、複数でのグループなど、それぞれ異なる関係性があります。

これらを全て「どの人とも同じように付き合わないといけない」と思って無理に関係を続けようとすると、精神的、肉体的な負担が大きくなります。

親友は数人で十分

友達がたくさんいる方がいい、できるだけ多くの人と友好的になるべきだと思っている人もいますが、本当の親友は1~3人いれば十分です。

困難な時に支えてくれる、信頼できる人が1人でもいれば、他にたくさんの友達を作る必要はあるのでしょうか。

多くの人と仲良くしようとして無理をして疲れてしまう人にとっては、大切な親友は少数で十分であり、それ以外の人とは無理に関係を築く必要はないと考えることが大切です。

まとめ:友達めんどくさいと感じた時の対処法

友達付き合いで「めんどくさい」と感じるのは決して珍しいことではありません。

価値観の違いや自分の話が苦手なこと、一人の時間を大切にしたい気持ちなど、さまざまな理由があります。

友達との関わりに疲れたときは、自分の距離感を見直しながら無理をせず、良い関係を続ける工夫が大切です。

関係にストレスを感じるなら、一度自分の気持ちを整理して、負担を減らす行動をとりましょう。

この記事の要点まとめ
  • 友達付き合いに疲れるのは自然なこと
  • 価値観や考え方の違いでストレスを感じやすい
  • 連絡頻度や会う時間を調整する工夫が必要
  • 自分の話が苦手でも無理に合わせない
  • 一人の時間を確保することでリフレッシュできる
  • 無理な期待を持たず適度な距離感を保つ
  • 相手に大切なことを伝える勇気を持つ
  • 無理して続ける友人関係は見直す
  • 親友は少人数でも十分と考える

友達関係に疲れたときは「自分だけかも」と悩まなくて大丈夫です。

距離感や向き合い方を見直し、ストレスの少ない人間関係を築けるヒントとして、今回の記事を役立てていただければうれしいです。

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この記事を書いた人

カウンセリング、リーディング、ヒーリング
薬剤師(漢方・薬膳に精通)

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルド、感情などの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では心と感情の専門家として、サービス提供をしている。

ミッションは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻した人を増やすこと。

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