- 服選びが苦手になる原因に毒親があり、親は誰だって毒親の面がある
- 3つのチャレンジで自分の苦手意識を越えてみた
①パーソナルカラー診断
②コスプレ体験
③プロフィール写真撮影 - 根本原因からの取り組みは、癒しのワーク、感情カウンセリングやエネルギーヒーリングがお勧め
子どもの頃、ドレッサーを勝手にいじって、化粧水を顔にピタピタ、口紅を引いてニッコリなんて思い出はありませんか。
服も「これが着たい!」で選んでいませんでしたか。
その時、きっと楽しかったと思うのです。
その楽しさが感じらず、服選びが苦手になった裏に毒親の存在があります。
今、服選びが苦手だと感じているなら、自分の感覚や満足より何か他のものが優先されている可能性があります。
今回は、服選びが苦手な根本的な理由「毒親」と、そんな自分を変える方法をお伝えします。
毒親育ち女子が服選び苦手になる理由
親は良く悪くも子どもに影響を与えます。
服選びも母親からの影響を受けている場合があります。
母親が心に問題を抱えている場合、毒親の破壊力であなたを傷つけていることがあります。
あなたの服選びやファッション苦手意識の根本原因かもしれません。
毒親とは
毒親とは、子どもを自分の支配下に置こうとし、ネガティブな影響を及ぼす親をいいます。
過干渉や過保護、支配・管理、罪悪感や価値観の押しつけなどの行動パターンがあります
自分の子どもとの心理的距離が近く、母子一体感が強い母親は、子どもを自分と対等なひとりの人として尊重することができません。
子どもの事は自分事のように、子どもに対して過干渉や束縛、命令をしてきます。
実はどの親も毒親の面があります。
母親って知らず知らず毒親になってしまっていることはよくあります。
母親もその母親から植えつけられた価値観があって、それを娘に連鎖してしまうのです。
毒親から浴びせられる言葉のシャワー
毒母親が娘に吐く言葉には次のようなものがあります。
毒親が自分の価値観を押し付ける言葉
子どもが選んだものが気に入らない時に出る言葉です。
- ダメね、こっちがいいわよ、こっちにしなさい。
- その恰好は変だわ。こうしなさい。
- いや~ね、何?その派手な化粧。もっと薄く、控えめに。
- その色、似合ってないわね。
毒親が女らしさ(女性性)を否定する言葉
自分が受け入れられない女性性を娘に見て反応的に出る言葉。
- その服はあなたに似合っていない。
- スカートはダメ、パンツにしなさい。
- そんな恰好していると痴漢に合うわよ。
- 色気づいて気持ち悪い。
- おしゃれしたって何もならないわ。
毒親の顔色を見続ける子ども
毒親であっても、子どもにとっては親です。
子どもは親の顔色をうかがい、自分を我慢して親の機嫌がよくなることをします。
親の言うことに従って、自分の存在価値を示そうとします。
しかし、子どもは自分の本当の欲求を満たすことができず、心は傷つき、インナーチャイルドが生まれます。
インナーチャイルドとは幼少期の満たされなかった欲求や傷ついた体験によってできたトラウマです。
インナーチャイルドが形成され、自分を抑えることが当たり前になると自己否定感が大きくなります。
自己肯定感は下がって、自分を装うことに抵抗や不安を感じるようになります。
毒親の影響【私の場合】
親ってどうしても子どもを自分の善悪「いいか、悪いか」で判断しがちです。
その結果、子どもの感性が閉じられてしまいます。
私の場合、母は暴力や暴言はありませんが、しつけにとても厳しい人でした。
世間ではちゃんとしている人です。
その厳しさがあったから常識やマナーを身に着けることができました。
でも、その厳しさは私にとっては毒親でもありました。
誰かのOKがないと服を選べない
この服いいなと思っても、「そんなの買ってきたの?」「他にはなかったの?」「それはちょっとね…」と家族や友だちから言われるんじゃないかと気に病んで買えませんでした。
誰かに「それでいい」と言って欲しかったです。
だから、店員さんが「お勧めです」と言えば買ってしまいます。
自分で決めたつもりになっていましたが、あとでやっぱり違うのにすれば良かった…と後悔することが多々ありました。
自分にはどうせ似合わないと思う
自分に何が似合うのか全くわからなくて、結局、店員さんの「お似合いですよ」に従って買っていました。
でも、いつもと違うデザインはなかなか手が出せません。
いつもと同じデザインは「いつも」の安心感があるので、いつもの色、いつものデザイン、いつもの…で選んでしまうのです。
考えてみれば、いつもの安心感は親から教えられた「ちゃんとした格好」という枠の中にいることでした。
そこにいる限り、自分に似合うものはわからないのかもしれませんね。
自分には無理、恥ずかしくて着られない
私は幼稚園の頃、男の子になりたいと思っていました。
父親が跡継ぎの男の子を欲しがっていたのを知っていたからです。
男の子になりたいから、スカートよりズボンを選んでいました。
そんな子が、例えば、フリフリにかわいいドレスを着ていいよといわれても選べないのは想像できますよね。
自分の女性性を表現することに否定的になってしまっていました。
毒親の呪縛から解放されるために私がやったこと
服選び苦手な人が店員さんに勧められた服を買っても問題は解決しません。
持って生まれた本来の自分と毒親によってできた自分とが対立したままだからすっきりとはしません。
相変わらず服選びは自信がないし、面倒で、疲れるものでした。
そんな私がアラフィフになって、現状を変えたいと思った時のチャレンジをご紹介します。
パーソナルカラー診断
肌の色がきれいに見えたら少しはおしゃれもマシになるだろうという気持ちでパーソナルカラー診断を受けてみました。
コスプレ体験
京都に行くと舞子衣装を着ませんか?という体験ツアーがあります。
他にも、メイドやアニメなどコスプレ体験があります。
思い切って、今までの自分でない服装をしてみると自分の枠が外れる体験となります。
私は、京都で舞妓体験をしました。
思い切って、いつもは絶対に選ばない色「黒」、柄の色はパーソナルカラーから「朱」を選んでみました。
そうしたら、友だちが大絶賛。
私も実はびっくりしたくらい似合っていたのです。
着物の「黒」は留袖か喪服という思い込みがガタガタと崩れました。
舞妓さんになり切ってみると、気恥ずかしいけど新しい自分が開かれたようでした。
自信がついた体験でした。
プロフィール写真撮影
当サイト「あめのそよかぜ」やSNS用にプロフィール写真が必要になったのでプロの手を借りました。
これも気恥ずかしく、ポーズもぎこちないものでした。
もう嫌、帰りたい、どうせ綺麗に写らない、。
いろんな気持ちが湧き上がってきましたが、プロフ写真が必要だからと自己説得し撮影終了。
今までの自分を壊す体験だから「嫌だ」と言って抵抗するんですね。
勇気を出してやってみると「自分って外からはこう見えるんだ。なかなか良く撮れてない?案外いいかも」と自己肯定感が上がりました。
毒親から本当に自由になる3つの方法
幼少期の満たされなかった欲求や傷ついた体験がインナーチャイルドと呼ばれるトラウマです。
主に親との関係でできる心の傷がインナーチャイルドと呼ばれるものです。
毒親育ちのほぼすべての人が持っていると考えられます。
先ほどご紹介したチャレンジの気が進まない人はインナーチャイルドが大きいのかもしれません。
その場合は、インナーチャイルドを先に改善するのがよいでしょう。
毒親で傷ついた心を癒し、自己肯定感を育てていけるといいですね。
- 自分でできる癒しの4ステップ
- 専門家による感情カウンセリング
- 専門家による癒しのエネルギーヒーリング
①自分でできる癒しのステップ
このワークではインナーチャイルドを癒します。
毒親の言葉に傷ついた心をワークで癒して自己肯定感を育みましょう。
おしゃれを楽しんでもいい、大丈夫と感覚が変わるまで地道に取り組んでいきましょう。
②専門家による感情カウンセリング
自力でうまくいかない場合は専門家の手を借りることをお勧めします。
毒親で傷ついた心。
その時の感情にフォーカスしたカウンセリングで感情のクリアリングをしてスッキリするのもお勧めです。
安心してなんでも話せる場ならではの「あ、わかった!あの時の親の言葉が自分にストップをかけている」と気づきが得られることもあります。
③専門家による癒しのエネルギーヒーリング
残念ながら、①のワークや②のカウンセリングでは、ご自身が思い出せる範囲のことしか扱うことができません。
つらかったこと、悲しかったことには触れたくありませんよね。
このような場合は、思い出せないままでもOKなヒーリングがあります。
現在は会員のみに提供している特別メニューです。
興味のある方はお問い合わせください。
まとめ:ファッションがわからなくて悩める女子へ
おしゃれを楽しめない心にはバーストラウマやインナーチャイルド、子どもの頃の親子関係が深く関係しています。
思い切ったチャレンジや心の傷を改善することで、自分らしさが発掘され、生まれ持っていたおしゃれを楽しむ心が芽吹いてきます。
スタイリスト、パーソナルカラー診断、ファッションカウンセリングなどを受けても今一つ楽しくなれない方にはインナーチャイルドの改善をお勧めします。
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