- ファッションが苦手なのは子どもの頃の親の影響かもしれない
- 苦手意識から抜けるために私が取った4ステップは
①ファッションを楽しむ許可を自分に与える
②雑誌や店員さんに頼るのを一旦やめる
③似合う色を知るパーソナルカラー診断
④似合うデザインを知る骨格診断
私は「自分はファッションが不得意、苦手」と思っています。
でも、こんな願いも持っています。
- 日常の中でちょっと楽しめて
- ちょっと自信が持て
- 出会う人に似合ってるね、若いねと言われたい
願いを持つ自分が恥ずかしいと思うし、願いが叶うのも怖い気がします。
でも、叶えたい。なんとかしたい。
そんな私は50代からチャレンジを始めました。
今回は私と同じ気持ちの人向けにコラムを書いてみました。
お役に立てたら嬉しいです。
ファッションが苦手だと思う私
私のファッション苦手意識はこんな感じだった
おしゃれが不得意と思う私にとって出かける前は憂うつです。
ため息ばかり出て、それでもと考えすぎて疲れ切ってしまいます。
- 服を出してみたものの、どれも今ひとつに見える
- 出かける時間が迫ってるのに決められなくて焦る、イライラ
- 結局いつものオーソドックスなスカートとブラウスに落ち着く
- 雑誌で素敵なファッションを見ても「自分には似合わない、無理」と思う
- お店では「似合うのはどれ?」と店員さん頼み
こんな自分はダメな人間だ、嫌だなって思っていました。
子育てが落ち着いてファッションに意識が向いたが…
40代で子育てが一段落した頃からどうにかしたいと思いました。
毎日子どもの事ばかり考えていたのが、心の余裕が出てきたのでしょう。
- ファッションが得意な友人にコーデを教えてもらう
- その友人に一緒にショッピングに行ってもらう
- 同じ年代の人向けの雑誌を見る
- ショップの店員さんにコーディネイトを聞く
少しずつマシになっていったものの何かしっくりこないのです。
心がついてこない感じがしました。
いつも「どうせ無理」がぬぐえなかったのです。
心の勉強をし出して、ファッションが苦手になった訳が子どもの頃にあったとわかりました。
ファッションが苦手になった訳
ファッションが苦手になる理由は親子関係にあることがあります。
父の期待に応えて男の子になりたかった私
子どもの頃、女の子ではなく男の子になりたいと思っていた自分を思い出しました。
幼稚園ぐらいの頃、父が跡継ぎの男の子を欲しがっていた様子を見て、心のどこかで男の子なら愛されると思ったのですね。
小学校ではショットカットで走り回る、理科や工作の方が好きな男の子を演じていたのだと思います。
高学年になると、ネクタイを結びたくて仕方ありませんでした。
可愛く着飾ったり髪を伸ばしたりするより、ボーイッシュであることが自分らしいと思っていたのです。
母の「これを着なさい」に縛られた私
子どもの頃、服を選んでいたのは母です。
自分で選ぶというより母が選んだものを着ることが多かったと思います。
母の判断基準で服が選ばれる訳です。
私の好みよりも母の価値観で着せられていた訳です。
- すぐに汚すから目立たない色、紺や黒
- すぐに大きくなるからサイズは大きめ
- 流行に流されない、着続けられるもの
- 派手なのはダメ、大人しいデザイン
男の子になりたかった私は女の子らしいカラフルなかわいい服はシャットアウトしていました。
自分が着るべきはズボンにTシャツみたいな思い込みも出来上がっていたように思います。
母に買ってもらったものを着るのが当たり前で、「これが着たい」と駄々をこねることもそんなになかったように思います。
そうやって育つと、今度、自分が子育てする時に、母と同じように自分の価値観で子どもの服を選んでいたりするんですよね。
かわい子ぶりっ子が嫌いだった私
アラフィフ世代なら松田聖子ちゃんがデビューした頃、彼女を見てどう思ったでしょうか。
ブリブリぶりっ子が嫌いだった人は自分の女性らしさを出してはいけないと思っていたのかもしれません。
私は、実は聖子ちゃんが大嫌いでした。
赤いスイートピー♬なんてとてもとても歌えませんでした。
何やってんだ、あの子!って感じで「かわいい」が受け入れられなかったです。
嫉妬ともいえます。
男の子になりたかった私は自分の女性らしさをどこかに捨てたか、心の奥底に隠してたかしたのに、聖子ちゃんは堂々と見せているのがたまらなかったのが本音だと思っています。
ファッションが苦手な意識から抜け出すために
本音のところではファッションを楽しみたい、女性であることを楽しみたいと思っていることに気づいた私は次のことをしました。
- ファッションを楽しむ許可を自分に与える
- 雑誌や店員さんに頼るのを一旦やめる
- 似合う色を知るパーソナルカラー診断
- 似合うデザインを知る骨格診断
ファッションを楽しむ許可を自分に与える
ファッションが苦手になる理由はいろいろ考えられます。
私の場合は、男の子になりたかった幼少期の心、母から与えられたものを着る習慣などからファッションは自分には縁のないものだと思っていたことです。
中には毒親によって自分を否定された結果という方もいらっしゃると思います。
本音では何とかしたい、私も楽しみたいと少しでも思うなら一歩踏み出してみませんか。
やりたいことは自分でしかGOは出せません。
アラフィフ50代といえば、もう人生の半分以上を生きてきたんですよ。
ここからもっと自由に元気に生きて、ファッションも楽しんでも良くないですか。
自分を変える時には恥ずかしさや、心もとなさ、何かしらの罪悪感など複雑な感情が出てきます。
そんなネガティブな感情をクリアリングしながら、あきらめずにやっていると小さな成功体験が出てきます。
今までにない嬉しさや楽しさが出てきます。
私にとって、体の奥底から湧いてくるそれはやっぱり素直に嬉しいことでした。
雑誌や店員さんに頼るのを一旦やめる
雑誌や店員さんの言葉は、ファッション苦手さんにとっては神の言葉に聞こえます。
でも、ちょっと待ってください。
神の言葉でどんなに素敵なコーディネートを教えてもらっても、自分ひとりではどうしていいかわからず、結局、勧められたものしか買えていませんか。
基礎的な服の選び方を知らなければ、自分で選ぶことはできません。
教えられた組み合わせでしか着ることができないのが悩みなんですよね。
神のように思っている言葉は、実は基礎的な服の選び方ではなく「選んだ結果」で私が求めているモノではありませんでした。
私が知りたいのは、ファッション得意な人にとっては当たり前過ぎる基礎中の基礎でした。
私には「選んだ結果」から基礎を学ぶのは難しすぎました。
そこで雑誌や店員さんの言葉に頼るのを一旦やめてみることにしました。
似合う色を知るパーソナルカラー診断
たどり着いたのは、パーソナルカラー診断で自分に似合う色を知ることでした。
服を選ぶ時、つい自分の好きな色に目がいきます。
好きな色だから着たいと思うのは自然なことです。
でも、そこが落とし穴でした。
好きな色と似あう色は別物ってご存じでしたか。
私は知らなかったです。
似合う色は何にでも使える基礎公式
似合う色こそ服選びの基礎中の基礎、外してはいけない公式
基礎公式の「似合う色」を身につけるだけでおしゃれ度は上がります。
Tシャツ一枚でも似合う色を着るとそれだけで印象が変わるんです。
似合う色は肌を綺麗に見せるし、若々しく見えて、周りからほめられることが出てきました。
もう何でもかんでも似合う色にしました!
最初は好きな色を着たい気持ちが勝っていましたが、似合う色を着たほうが自分にしっくりする体験をすると、自然に自分に似合う色に目がいくようになりました。
不思議と好きな色には興味がわかなくなりました。
好きな色はおしゃれ度を下げるかも
逆に好きな色はおしゃれ度を落としてしまうことがあります。
好きな色と似合う色と一致していたら問題はありません。
が、一致していなければ顔色が暗くくすんで見えたり、派手さだけが強調されたりします。
ファッション苦手さんにはプロのパーソナルカラー診断をおすすめします!
似合うデザインを知る骨格診断
似合う色を取り入れていくと、少しずつ自己肯定感が上がってきました。
私、できるかも!って思えたり、冒険したい欲が出てきました。
どんなデザインがいいか探していく段階です。
デザイン選びにも実は公式があって、最近では骨格診断というものがあります。
骨格診断では、持って生まれた身体の質感やラインの特徴から、
自分自身の体型を最もきれいに見せるデザインと素材を知ることができます。
似合う色を覚えて着るよりはボリュームも難易度が上がり、私も発展途上です。
失敗しながらも確実にレベルアップできていますよ。
まとめ:ファッションが苦手を克服したいアラフィフ女子さんへ
ファッションが苦手だと思っていた私は、両親との関係や自分の女性らしさに対する抵抗感が原因だったことに気づきました。
やったことは次の4つです。
- ファッションを楽しむ許可を自分に与える
- 雑誌や店員さんに頼るのを一旦やめる
- 似合う色を知るパーソナルカラー診断
- 似合うデザインを知る骨格診断
ファッションを楽しむ許可を自分に与えて、パーソナルカラー診断や骨格診断の基礎公式を知ることで、自分に似合う色やデザインを見つけることができるようになりました。
ファッションは自分らしさを表現する手段です。
アラフィフ50代からでも遅くありません。
人生を彩るファッションでもっと元気に自由に生きていきましょう。
ちょっともがいて、ちょっとドキドキして、ちょっと楽しんで。
貴女もやってみませんか。
苦手意識を何とかしたい、後押ししてほしい方はご連絡ください。
抱えているモヤモヤを感情カウンセリングでスッキリするサポートをしています。
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