【仏頂面は嫌われる】見た目で苦労している仏頂面の人。心理的な特徴と表情をやわらかくする方法

自分は普通だと思っていても、「どうしてそんな顔をしているの?」と言われて、相手に不快な印象を与えたことはありませんか?

人は相手の表情から感情を判断することが多いため、不快や恐怖を感じさせる表情は、あなたのイメージにも影響を与えます。

そのため、表情を改善することで、あなたの印象をより良くすることが可能です。

しかし、そのような表情になるには何らかの理由があります。

この記事では、表情をコントロールするための心理的特徴を理解し、表情を改善する方法について紹介します。

この記事の目次

表情をコントロールする人の心理的特徴

表情をコントロールする人には、以下のような心理的特徴があります。

1.自分の感情を他人に知られたくない

多くの人は、自然に顔の表情で感情を表現します。

しかし、自分の感情を他人に知られたくない、または表情で感情を読まれたくないと感じた時、表情をコントロールすることで自分の感情を隠そうとします。

これは「自己防衛反応」と言え、表情をコントロールすることで自分を守ろうとしています。

2.思い通りにならないことへの不満や怒り

思い通りにならないことへの不満や怒りを、言葉を使わずに相手に伝えたいという心理が働いている場合、表情をコントロールすることがあります。

言葉で上手く伝えられない人や、意図的に表情をコントロールして相手を恐れさせ、自分の意のままに事を運ばせたい人は、このパターンで表情をコントロールすることが多いです。

3.感情のコントロールができないときの表情

感情のコントロールが苦手な人は、気分が悪いときに表情が硬くなりがちです。

このタイプの人は、周りの状況よりも自分の気持ちによって表情が変わるため、周囲の人はその人が表情を硬くしているときは距離をとるなどの対応がしやすくなります。

4.親しさからくるリラックス感

知らない人には笑顔を見せることができても、親しい関係になると気を許して自分の気分をそのまま表情に出してしまうことがあります。

また、急に話しかけられたときなど、相手への気遣いが薄れて表情が硬くなることもあります。

この心理的特徴は、リラックスしていることと同時に、相手に対して甘えや見下しの感情があることを示しています。

当然、相手はそのような表情を見るたびに不快に感じ、親しかった関係が冷え込んでしまう可能性があります。

表情が他人に与える心理的影響

表情が硬いと、相手は以下のような感情を抱くことになります。

  • 不快になる
  • 自分も気分が悪くなる
  • 相手の気持ちが分からず不安になる
  • なぜそのような表情をするのか理解できない
  • 一緒にいることが楽しくなくなる
  • 相手に近づきたくない
  • 相手を避けたくなる
  • 相手を嫌いになる

表情が硬いと、相手のネガティブな感情を引き起こします。

相手も最初は「自分の行動や態度があなたを不機嫌にさせてしまったのかもしれない」と思い、あなたの気分を和らげようと努力しますが、表情が常に硬いと、不快感や拒絶感、怒りが湧き上がり、あなたを避けるようになります。

気をつけないと、理解者が少なくなってしまうことになります。

表情をやわらかくする4つのコツ

自分では気づかないうちに表情がこわばっていることがありますが、仕事や家庭生活でそんな表情をしていると、損をすることがあります。

では、どうすれば表情をやわらかくできるでしょうか?

1.自分の表情を意識する

表情をやわらかくするためには、日常生活で自分がどんな表情をしているかを意識することが大切です。

そのために、仕事中などに自分が見える場所に小さな鏡を置いて、自分の表情をチェックしてから顔を上げるのがおすすめです。

私自身も忙しいときに無意識に顔に力が入り、厳しい表情で人と接していたことがありました。

トイレに行ったときに鏡に映った自分の顔に深いしわが刻まれているのを見て、深く反省したことがあります。

表情を指摘されたことがある人は、他人と接する前に自分の現在の表情を意識することが、表情をやわらかくする一つの方法です。

2.表情筋を鍛える

顔の表情を作るのも筋肉の働きです。表情を変える機会が少ないと、顔の表情筋が衰えて、表情がこわばって見えがちです。

「あいうえお」とゆっくりと大きく発声する、顔全体をマッサージする、口角を上げて表情筋を鍛えるなどを日常的に行うことで、自然と顔の表情がやわらかくなり、突然顔を上げても表情がこわばって見られることが減ります。

3.笑顔を意識して練習する

表情筋のトレーニングに加えて、笑顔を意識して練習することも大切です。

自然に笑顔ができる人もいますが、意識しすぎると表情が固くなってしまうこともあります。

いつも口角を上げるように心がけたり、自然に笑えるように練習したりすることで、徐々に口角が自然に上がり、笑顔が自然になります。

4.感情の管理をする

表情が固くなる原因は、不満や不機嫌、不安などの感情があるからです。怒りや不満を隠そうとすればするほど、表情は固くなります。

感情に振り回されないためには、感情の管理を意識して行うといいでしょう。

感情を表情や態度に出さないようにすることで、表情が固くなることが減ります。

自分の怒りや不満などの感情をコントロールすることが、結果的に表情をやわらかくすることにつながります。

まとめ:見た目が仏頂面で苦労してきた人へ

表情が固いと、相手に自分の不機嫌さや近寄りがたさを伝えてしまいます。

それによって、あなたの不安や弱さを相手に見抜かれることは減るかもしれません。

しかし、同時に相手に不快感や楽しくない印象を与える可能性が高いため、無意識に表情が固くなっている場合は、自分にとって不利になります。

表情をやわらかくするためには、まず自分が相手に向けている表情が固くなっていないかを意識することが大切です。

それができたら、普段から笑顔ややわらかい表情を作る練習をして、お互いが気持ちよくコミュニケーションできるように努力しましょう。

表情を柔らかくするための重要ポイントは次の通りです。

  • 自分の表情を意識し、日常生活でチェックする。
  • 表情筋を鍛えて、自然な笑顔を作る練習をする。
  • 感情の管理をして、不要な表情の固さを避ける。

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この記事を書いた人

カウンセリング、リーディング、ヒーリング
薬剤師(漢方・薬膳に精通)

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルド、感情などの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では心と感情の専門家として、サービス提供をしている。

ミッションは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻した人を増やすこと。

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