【自分の幸せがわからない】なぜ幸せを感じにくいのか? あなたの幸せ感度を高める方法

周りの人がなぜあんなに幸せそうに見えるのか、不思議に思ったことはありませんか?

今、そんな気持ちになっているかもしれません。

時々、幸せを感じられないと感じるのは、誰にでもある自然なことです。

しかし、いつも幸せを感じられない場合、その理由を探る必要があるかもしれません。

自分の中にある幸せを感じることへの心理的な障害や誤解を明らかにし、それを手放す時期かもしれません。

幸せを感じる力は、物や量に左右されるものではなく、自分の内側から生み出されるものです。

幸せを感じられない理由を見つけ出し、自分自身を許し、目の前にある幸せを受け入れるチャンスを掴むことが大切です。

この記事の目次

幸せを感じることが難しい理由とは?

自分だけが不幸せだと感じる時、その背景にはさまざまな理由が存在することがあります。

たとえば、次のような点が挙げられます。

  • 幸せに対する期待が高すぎる
  • 幸せは他人からもたらされるものと思っている
  • 常に他人と自己を比較し、幸せを感じられない
  • ネガティブな面に焦点を当てることが多い
  • 悲観的な考え方をしてしまう
  • 将来に対する不安が大きく、問題ばかりが目につく
  • 他人の幸せを羨む気持ちがある
  • 他人を信じられない
  • 目に見えるもの、具体的な証拠しか信じない
  • 自己中心的な考えが強い
  • 仕事や家庭の問題、育児や介護のストレスで疲れ切っている
  • 大切な人を失ったり、大きな災害や事故に見舞われたりする

これら以外にも、幸せを感じにくくする様々な要因があります。

しかし、具体的な悲しい出来事や困難が原因でない場合でも、心の持ちようが大きく影響しています。

それでは、どうすれば幸せを感じにくい自分を変えることができるでしょうか。

幸せを取り戻す方法

幸せを感じられない時に試すべき、いくつかの方法をお伝えします。

他人と自分を比較しないこと

人は他人と比較すると、「隣の芝生はいつも青い」と錯覚してしまいます。

何をしても、次には「あの人の方が似合っている」と思ってしまうものです。

しかし、自分の現状を受け入れ、他人と比較しない生き方をすることで、自分に対する新たな理解と満足を得ることができます。

「幸せにならなければ」というプレッシャーから解放され、自分だけの「幸せの基準」を見つけましょう。

周りにある幸せを見つける

現在、幸せを感じるのが難しいとしても、周りをよく見てみれば、小さな幸せがあちこちに散らばっています。

例えば、以下のような瞬間が、あなたにとっての幸せかもしれません。

  • 無事に日が終わること
  • 家族やペットが穏やかに過ごしていること
  • 痛みや苦しみがない静かな時間
  • 心が休まる瞬間や場所
  • 誰かの役に立てること

幸せは、他人からもらうものではなく、自分自身が創り出すものです。

私もかつて、家庭でのストレスに悩み、「お母さんの顔が怖い」と子どもに言われたことがあります。

その時期、私は夫への不満が募り、自分の不幸ばかりを感じていました。

しかし、自分自身に向き合う時間を持ち、夜空の月やきれいな青空を再発見した時、自分を見直しました。

家族も友人もいて、暮らす場所があることの幸せを改めて感じ、何も事件がない平凡な日の大切さを知りました。

過去や未来への心配を手放す

過去の後悔や未来に対する不安に捉われていると、今この瞬間の幸せを見逃してしまい、幸せを感じるのが難しくなります。

このようなときには、

  • 「昔は良かった」という思い出に浸ること
  • 「これから何が起きるか」という不安にとらわれること

これらの消極的な考え方を避けて、

  • 「新しい日がもたらす新しい可能性」
  • 「これからの出会いやチャンス」

のような前向きな言葉を使いましょう。

口に出す言葉には力があり、ポジティブな言葉を選ぶことで、幸せが自然と引き寄せられます。

支援を求めることの大切さ

心も体も疲れ切っているときは、幸せを感じるのが一層難しくなります。

そんな時は、医師やカウンセラーのような専門家に助けを求めたり、信頼できる家族や友人に心の中を話してみましょう。

孤独感は幸せを遠ざける原因の一つですが、自分の感じていることを人と共有することで、状況を変える一歩となります。

心が軽くなれば、新たな幸せに気づく機会も増えます。

苦しい時は、遠慮せずに周りに助けを求めてください。

まとめ:幸せを尋ね探している人へ

幸せを感じることが難しいと思うことは誰にでもありますが、それを感じやすくする方法は確かに存在します。

多くの場合、私たちは自分で設定した幸せのハードルを高くしすぎたり、他人と自分を比較したり、幸せへの潜在的な恐れを持っています。

これらの心理的な障害を超え、もっと幸せを感じる自分になるためには、以下の点が重要です:

  • 他人と比較しない
    他人と自分を比べることは、幸福感を下げる大きな要因です。
  • 日々の小さな幸せを見つける
    普段の生活の中で小さな幸せに気づき、それに感謝することで幸せを感じやすくなります。
  • 過去や未来の心配を手放す
    過去の後悔や未来への不安を放っておき、現在の瞬間に集中することで幸せを感じることができます。
  • 支援を求めることの大切さ
    一人で抱え込まず、専門家や信頼できる人に助けを求めることで、孤独感を解消し、心が軽くなります。

幸せは外から与えられるものではなく、自分の内側から湧き出るものです。

自分を許し、愛することで、幸せをより深く感じることができるようになります。

自分自身の幸せに対する考え方を見直し、心の持ちようを変えることで、日常生活で幸せを感じる瞬間を増やすことができます。

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この記事を書いた人

感情カウンセリング
ヒーリング&リーディング
漢方薬剤師

大学卒業後、製薬会社の学術部で社員教育と医療関係者への情報提供に携わり、その後、整形外科病院で薬剤師として勤務、退職。
現在は、もっと元気にもっと自由になりたい方向けに感情カウンセリングを提供している。

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルド、感情などの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では笑顔を取り戻し、日々軽やかに過ごしている。

セッションでは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻していただけるように心掛けている。

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