【夫婦円満の秘訣】パートナーとの関係を良好に保つポイント10個。円満になれない理由とは?

良好な夫婦関係とは、争いがなく、常に笑顔を絶やさず、秘密を持たない関係を指します。

多くの人がパートナーとの仲良しを望んでいるにもかかわらず、気が付けば関係がこじれてしまい、コミュニケーションや親密な触れ合いが減ってしまうことも珍しくありません。

良好な夫婦関係を維持するためのポイントを学び、大切なパートナーと長く幸せな関係を築きましょう!

この記事の目次

夫婦関係の良好さとは「争いがない平和な関係」を意味する

夫婦関係が良好であるとは、争いがなく、夫も妻も穏やかで愛し合っている状態を指します。

もし争いが起こっても、すぐに元の仲良し状態に戻ったり、自らの間違いを認めて仲直りをしたりすることで、家庭内に不和の雰囲気が漂わないことが特徴です。

愛し合って結婚した相手とは、永遠に良好な関係を保ちたいと思う人が多いでしょう。

夫婦関係を良好に保つための10のポイント

結婚したてのカップルから、長年連れ添った夫婦まで、愛があれば理想の関係に近づくことができます。

ここでは、すぐに実践できる夫婦関係を良好に保つための10のポイントを紹介します。

「ありがとう」などの感謝の言葉を伝える

あなたが喜ぶ言葉は、パートナーにとっても喜ばしいものでしょう。

「ありがとう」「お疲れさま」「頼もしいね」など、肯定的な言葉を遠慮なく伝えましょう。

あなたから肯定的な言葉を伝えることが増えれば、パートナーからも同様に喜ばしい言葉が増えるでしょう。

「好き」や「愛してる」といった直接的な愛情表現でなくても、日常的にコミュニケーションを取ることが夫婦関係を良好に保つために重要なポイントです。

事前の相談が大切

相手に事後報告すると、相手が不機嫌になるリスクが高まります。

「黙っていたけれど、新しい大型バイクを買ったよ!」といった家計に影響を与えることや、「来週は通学路の安全係をお願いね!」といった相手の予定を考慮しないようなことを突然伝えると、相手は困惑します。

事前に相談することは、コミュニケーションの一環です。些細なことでも相談する関係が築ければ、秘密もなくなります。

お金や時間は、夫婦で常に共有しておくべきものです。

負担や生活への影響が大きいほど、早めに話し合う習慣を身につけることが望ましいです。

お互いの意見を尊重する

親しい相手ほど、自分の意見を強く主張したくなります。しかし、夫婦円満のためには、相手の意見を受け入れることも重要です。

例えば、車の買い替えを考える際に、夫が車をよく利用する場合は、まず夫の意見を優先することが大切です。

その上で、妻の希望も考慮して、双方が納得するまでじっくり話し合いましょう。

「絶対にこれでなければいけない」と強く主張すると、今後のさまざまな選択が面倒になってしまう可能性があります。

相手を尊重しなくなると、パートナーが独断で決めてしまうようになり、夫婦関係に大きな亀裂が生じることもあります。

一人の時間を大切にする

夫婦であっても、それぞれの独立した時間を確保することが重要です。

一人で買い物を楽しんだり、映画を観たりするなど、自分だけの時間を持つことや、友人との交流や趣味の時間を確保することでストレスが軽減され、家庭の雰囲気も改善されます。

いつまでも仲良しの夫婦は、互いに信頼関係があるからこそ、一人の時間を大切にしているのかもしれません。

記念日や誕生日を楽しく祝う

記念日や誕生日などの特別な日を祝うことは、感謝と愛を伝える絶好の機会です。

これらの行事は夫婦の絆を強め、関係を長続きさせるためにも重要です。

わざわざ大がかりなサプライズを用意する必要はありません。

二人でゆっくりとディナーを楽しんだり、小さなプレゼントを交換したりするだけで十分です。

その際、「いつもありがとう」という感謝の言葉を添えることを忘れないでください。

嘘や秘密を持たない

たとえ小さな嘘でも、隠すためにさらに嘘を重ねてしまうと、結局は多くの嘘をつくことになります。

そのため、どんなに些細なことでも、できるだけ嘘や秘密を持たない関係を築くことが重要です。

小さな嘘は一時的に隠せても、繰り返し嘘をつくとパートナーも何かおかしいと感じ、不信感を持つようになります。

大きな嘘に発展する前に、最初から嘘をつかないことが大切です。

また、大切なパートナーに嘘をつくような行動は避けるべきです。

喧嘩後は早く仲直りする

喧嘩は長引くほど関係の修復が難しくなります。

だから、できるだけその日のうちに仲直りすることが望ましいです。

自分に非がない場合でも、「言い方がきつくなってごめんね」と自分から謝ることが大切です。

その時、「なぜ怒ったのか」「どうして嫌だったのか」「次からはこんなふうにしてほしい」といった自分の気持ちや要望も伝えましょう。

喧嘩の内容によっては、パートナーがあなたが怒っている理由を理解していないこともあります。

過度な節約は避けよう

節約をしすぎると、家庭内でストレスが溜まり、夫婦関係にも悪影響を及ぼすことがあります。

極端な節約をすると、「電気を消し忘れている」「エアコンの温度を調節してほしい」といった指摘が増え、日々の小さな争いが繰り返されることになるかもしれません。

節約や省エネは大切ですが、心の余裕を失わないよう、無理のない範囲で取り組むことが重要です。

日常の出来事を共有しよう

仕事、家庭、子どものことなど、日々の小さな出来事を夫婦で共有する時間を大切にしましょう。

特別な出来事がなくても、パートナーの話に耳を傾け、声のトーンや表情の変化に注意を払うことが大切です。

日々の出来事を定期的に共有することが習慣になれば、コミュニケーション不足を防ぐことができます。

二人だけの時間を大切にしよう

子どもがいたり、両親と同居している夫婦でも、定期的に二人だけの時間を確保しましょう。

夫婦でデートをすることで、年齢を重ねても新鮮なドキドキ感を感じることができます。

普段より少しオシャレをして、子ども連れでは入りにくいバーや、雰囲気の良いレストランで大人の時間を楽しむのもおすすめです。

家庭が夫婦円満でない5つの理由

結婚当初は仲が良かった二人でも、何かをきっかけにお互いに無関心になってしまうことがあります。

ここでは、夫婦関係が円満でなくなると考えられる5つの理由を紹介します。自分の家庭に当てはまる点があるかチェックしてみましょう。

感謝の言葉や日常のやりとりが不足している

「ありがとう」「今日はこんなことがあった」といった日常のやりとりは、夫婦関係を良好に保つために欠かせません。

いつも一緒にいるパートナーだからこそ、感謝の言葉や挨拶を忘れがちになることがあります。

些細な一言が、お互いの心をつなぎ止めるのに重要な役割を果たします。

一度コミュニケーションが減少すると、声をかけづらくなることがあります。

長期間コミュニケーション不足が続くと、最低限の会話しかしない関係になってしまう恐れがあります。

家事や育児の負担が偏っている

心の中で「家事はパートナーの仕事」「自分は仕事が忙しいから育児は相手に任せる」と考えていると、夫婦関係のずれが徐々に大きくなっていきます。

共に暮らす家、共に育てる子どもがいるため、一方だけに負担が過剰にかかると心身に悪影響を及ぼします。

家事を「手伝う」、育児に「参加する」という考え方は、パートナーをがっかりさせることがあるので注意が必要です。

勤務時間の違いで生活リズムが合わない

例えば、夫が夜勤がある、妻が早朝出勤が多いなど、生活リズムの違いは夫婦関係にも影響を及ぼします。

生活リズムが異なると、顔を合わせて話す時間が減り、相手の変化に気付きにくくなることがあります。

仕事の都合で生活リズムが合わないのは仕方ないことですが、そのためにコミュニケーションをおろそかにすると、夫婦関係のずれが深刻な問題に発展することがあります。

育った環境による価値観の違い

夫婦であっても、それぞれが異なる環境で育ったため、価値観の違いが存在します。

食事の好み、お金の使い方、家での過ごし方など、相手との違いが多ければ多いほど、居心地が悪くなり、夫婦関係にひびが入ります。

「私の家ではこうだった」「実家では◯◯だったから、こうしてほしい」といった発言が多くなると、パートナーとの間に距離ができてしまい、関係が悪化する恐れがあります。

スキンシップの頻度の違い

スキンシップを求める頻度の違いは、夫婦関係に大きな影響を与えます。

結婚当初は仲が良かったものの、現在では触れ合いを避けたり、渋々応じたりしている夫婦も存在するかもしれません。

年齢が上がるにつれて、体力や心の疲れが溜まりやすくなり、スキンシップの頻度も自然と減っていきます。

生活習慣や心境の変化によって、スキンシップへの意欲に変化が生じ、徐々に夫婦関係が壊れていくこともあります。

これからも夫婦関係を良好に保つための3つのポイント

夫婦関係を良好に保ちたいけれど、なぜかパートナーとの距離を感じてしまうことがあります。

夫婦それぞれに形があるものの、関係を悪化させる要因は多くの夫婦に共通しています。

これからもパートナーと仲良く過ごしたい場合は、次の3つのポイントに留意しましょう。

不倫に対する不安を抱えない

愛しているがゆえに不安になるのが不倫の問題です。

根拠がないにも関わらず、想像だけで愛するパートナーが他の異性に目を向けているのではないかと疑心暗鬼に陥ることがあります。

寝ている間にスマートフォンをチェックしようとしたり、予定を詳細に把握しようとしたり、言葉の一つ一つに隠された意味を疑ったりするような生活は、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。

あなたの不安な様子が表情や行動に表れ、不自然な振る舞いによって、逆にパートナーから不倫を疑われることも考えられます。

パートナーに異性としての魅力を感じてもらうこと

長い結婚生活や子育てに忙しく、パートナーに自分を異性として意識してもらえていないかもしれません。

日々の忙しさでおしゃれをするのが難しいこともあるでしょうが、夫婦関係を良好に保つためには、異性としての魅力をアピールすることも大切です。

いつもと違うヘアスタイルに挑戦したり、新しいメイクを試したり、スカートやドレスを選んでみるなど、少しの変化でもパートナーの心を動かすことができるかもしれません。

毎日おしゃれをするのが難しい場合でも、休日や二人だけの時間には、変化を感じてもらえるようにしてみてください。

他人の夫婦関係と比較しない

SNSなどで他人の生活を見ることが多い人は、つい自分の夫婦関係と比較してしまうかもしれません。

旅行、高級品、おしゃれな車、親子コーデ、素敵な家など、羨ましいと思うことはたくさんありますが、比較して自分を落ち込ませる必要はありません。

他人と自分を比較して気分が沈む場合は、SNSの使用頻度を減らすことを考えましょう。

SNSを見るときは、「写真に映っていることがすべてではない」「他人と自分は違う」という考えを持つことが大切です。

まとめ:日々の小さな努力が夫婦関係を良好に保つ

円満な夫婦関係は、数日間の努力で実現するものではありません。

長い時間をかけて築かれた絆が、夫婦関係の良好さを支えています。

夫婦円満を目指すなら、「ありがとう」「お疲れ様」といった日常のコミュニケーションから始めましょう。

事前に相談する、日々の出来事を共有するなど、毎日できる小さなことを積み重ねていけば、理想の夫婦関係を築くことができるでしょう。

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この記事を書いた人

感情カウンセリング
ヒーリング&リーディング
漢方薬剤師

大学卒業後、製薬会社の学術部で社員教育と医療関係者への情報提供に携わり、その後、整形外科病院で薬剤師として勤務、退職。
現在は、もっと元気にもっと自由になりたい方向けに感情カウンセリングを提供している。

昭和39年生まれ、一男二女の母。
第一子のアトピーをきっかけに桶谷式母乳育児、栄養学、食育を学ぶ。
第三子の妊娠・出産・育児期は夫婦関係や健康にトラブルが続き心身共につらい日々が続いたので、心と体の回復を目指して漢方と心理学を学んだ。

その学びを深めていく中で、バーストラウマやインナーチャイルド、感情などの心の問題に向き合うことで状況を克服。
今では笑顔を取り戻し、日々軽やかに過ごしている。

セッションでは、生きづらさを感じている方の心が軽くなり、日常の幸せに気づき、自分らしさを取り戻していただけるように心掛けている。

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