- 50代でおしゃれを始めるとき、何から手をつけるかの順番
- 気持ちの整え方から、色・形、小物ひとつの実践までの6つのステップ
- 私に起きた変化(個人の感想)と、全部やらなくても大丈夫な理由
出かける前、クローゼットの前でため息をついていませんか。
- 服を出してみたものの、どれも今ひとつに見える
- 時間が迫って焦る
- 結局、いつものスカートとブラウスに落ち着く
私は長い間、そんな毎日でした。
一方、おしゃれに対してこんな願いも持っていました。
- ちょっと楽しめて
- ちょっと自信が持ちたい
- 「似合ってるね」とほめられたい
でも、そう願う自分がなんだか恥ずかしいし、願いは叶いっこないと思っていました。
それでも、なんとかしたい。
私は50代からその一歩を歩み始めました。
この記事は、「50代 おしゃれ 何から始める?」と迷っている方に、私がやってみたことと、これから試せる小さなやり方を、6つのステップにまとめたものです。
全員が同じように楽しめるとは限りませんが、私の場合はこうでした、という体験とあわせてお伝えします。
おしゃれが苦手なのは、センスのせいとは限らない

おしゃれが苦手なのは、センスがないからとは限りません。
「似合う」基準が、自分の外にあったからかもしれません。
40代で子育てが一段落して、ようやく自分の服に意識が向き始めた頃は、おしゃれが得意な友人に一緒に買い物にも行ってもらいました。
他には、同年代向けの雑誌を見たり、ショップの店員さんに「私に似合うのはどれですか?」と聞いていました。
少しずつマシにはなったのですが、どこかしっくりきません。
心がついてこない感じがして、「どうせ私には無理」がずっと消えなかったのです。
その後、心の勉強をする中で、私の服選びの基準が自分の外にあったことに気づきました。
苦手になった背景は人それぞれで、私の場合は子どもの頃の経験が関わっていました。
くわしくは、こちらの記事に書いています。

苦手になった背景がわかっても、すぐにおしゃれ上手になれるわけではありません。
ただ、「センスがないから」と自分をあきらめたり、責めるのをやめられたのは大きな変化でした。
背景に気づいた私がやってみたこと、そしてこれから試せることが次の6つです。
おしゃれを楽しむための6つのステップ

「何から始めるか」の答えは、私の場合、服を買うことではなく、自分の気持ちに向き合うことからでした。
ステップ1〜3は費用がかからず、4と5は色と形の手がかり、6は小さな実践です。
全部やらなくて大丈夫ですし、順番も目安です。
まずは、気になるところを試してみてくださいね。
ステップ1 おしゃれを楽しむ許可を自分に出す
やることは、「おしゃれを楽しんでもいい」と自分に許可を出してみることです。
無理に許可するのではなく、「楽しんでいいかも」とくらいに思えるかがポイントです。
私はずっと「おしゃれは自分には縁がないもの」と思い込んでいたので、ここが一番大きな変化でした。
おしゃれを楽しむ自分に変わる時、実は、恥ずかしさや心もとなさ、それに、ちょっとした罪悪感が出てきました。
私はそんなことではダメだ!と自分を否定せず、「ああ、今、恥ずかしいと感じているな」と、自分の状態に気づくだけにしました。
いくつになっても素敵な人でいたい、おしゃれ上手になりたいという気持ちを、まず自分が認めてあげるイメージです。
自分に許可が出せない日は、「今は出せないけど、出したい気持ちはあるな」と気づくだけで十分だと思います。
ステップ2 クローゼットを「よく着る服」と「着ていない服」に分けてみる
クローゼットを開けて、「よく着る服」と「着ていない服」に分けてみるというやり方があります。
片づけが目的ではなく、自分の好みと現実を観察するためです。
私自身はまだ試していないのですが、こんなやり方もあります。
たとえば、よく着る服に共通する色・形・着心地を眺めてみます。
着ていない服には、着ない理由を一言だけメモします。
「サイズが合わない」「着ていく場所がない」「好きだけど落ち着かない」。
理由が見えてくると、自分の傾向が少しずつわかってきます。
分け方は、自分がやりやすいもので構わないし、断捨離するかどうかは、すぐに決める必要もありません。
まず、自分の傾向を観察し、できればその傾向に気づけたらOKです。
ステップ3 雑誌や店員さんの「正解」をいったん脇に置く
私は、雑誌や店員さんの提案を頼りにしていました。
誰かに頼っていると自分ひとりになると、どう選べばいいのかわからなくて困り果ててしまいます。
そうなると、結局、誰かに勧められたものしか買えなくなってしまいます。
あるとき気づきました。
雑誌や店員さんの言葉は「選んでもらった結果」で、私が知りたかったのは「選ぶときの手がかり」なんだ!って。
そこで、頼るのをいったんやめるために
- 雑誌や店員さんが自分にとっての絶対ではない
- 買わなかったからといって嫌なお客さんにはならない
- おしゃれが苦手な私はダメ人間なわけではない
と、心の中で私自身を説得しました。
決められない心の葛藤を軽くする言葉がけをしたのです。
そのうえで、「買うのは今日でなくていい」と決めて、買わずにお店を出ることをやってみました。
ステップ4 似合う色を知る(好きな色と似合う色は、別のことがある)
服を選ぶ時の手がかりの一つにパーソナルカラーがあります。
肌・髪・目と調和する「似合う色」を考える一般的な考え方で、サロンによって分け方や考え方は異なります。
ここでいう「パーソナルカラー診断」は、似合う色や形の傾向を見る民間のサービス名で、医療的な診断とは別のものです。
迷いが吹っ切れない方には選択肢の一つとしておすすめです。
私は、好きな青が実は似合わない色と知って、えっ!と驚きました。
受けたときの様子は体験記に、色の選び方の具体は別の記事にまとめています。


ステップ5 似合う形を知る(骨格診断・ラインアドバイスなど)
色の次は、服の形です。
似合う形や素材を考える手がかりとして、骨格診断がよく紹介されています。
ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分けるのが一般的なようです。
私が受けたのは「ラインアドバイス」で、スクエア・オーバル・ラウンドという分け方でした。
サロンや診断士によって分け方や考え方が違うことがあります。
この記事は、特定のサロンをおすすめするものではありませんが、参考に紹介させていただきました。
色と形、どちらも使いこなせているわけではありませんが、失敗もしながら、似合うアイテムが増えてきています。
私は、診断結果は目安として受け取って、似合うはちゃんと試着することを心がけています。
ステップ6 小物ひとつから試して、感じたことを書き留める

いきなり全身を変えなくても、スカーフ、イヤリング、バッグなど、小物ひとつから試すという方法があります。
服より気軽に試すことができますね。
着なれていないものは、着た瞬間は似合わないと感じやすいものです。
だから、似合わないと感じた時に気持ちを書き留めてみることをおすすめします。
たとえば「ちょっと恥ずかしい」「意外と落ち着く」「嬉しかった」など。
正解を探すのではなく、自分が何を感じたのかを観察する練習です。
恥ずかしさや心もとなさもあっていい、「今こう感じているな」と気づくことが大切です。
続けていくと、恥ずかしかったもの恥ずかしくなくなったり、自分なりの物差しが育ってくるように感じています。
私に起きた変化(個人の感想です)

ここからは、私の場合のお話で、同じようになることをお約束するものではありません。
おしゃれになりたいと願ってステップを積み重ねていくと「私、できるかも」と思える瞬間が増えました。
すると、今までの自分とは違うものに冒険してみたい気持ちも出てきました。
色の面では、周りから「その色いいね」と言われることがありました。
買い物では迷いにくくなり、服を手放しやすくなりました。
こういった良い面もある一方で、うまくいかないこともありましたが、失敗が怖くなくなってきて、選ぶのが楽しくなってきた感じです。
あれだけ、誰かに頼っていたのに…。
私にとっては、それが一番の変化でした。
全部やらなくて大丈夫。つまずきやすいところ
ステップ1〜3だけでも十分です。
気になるところだけ、気になる順に試していってくださいね。
ステップでつまずきやすいところを3つあげておきます。
- 恥ずかしさが強く出る:
無理に消そうとせず、「今、恥ずかしいな」と気づくだけにします。 - 「どうせ無理」で堂々巡りする:
それは自然なことです。小物ひとつなど、いちばん小さなところに戻ってみます。 - 周りの反応が気になる:
周りの「何が」気になるのかを書き出してみます。
これらの気持ちの奥には、過去におしゃれに関わる何かで心が傷ついた体験があるのかもしれません。
向き合い過ぎて、気持ちが重くなったり、つらさが続いたりするときは、ひとりで抱えず、信頼できる人や、お住まいの自治体の相談窓口や医療機関などに相談してくださいね。
自分の気持ちを後回しにしてきたかもと気づいた方は、こちらの記事も参考にしてください。

よくある質問

50代からおしゃれを始めるのは遅いですか?
始めたい気持ちが出たときが、一つのタイミングだと思います。
私も50代から始めました。
感じ方には個人差があります。
パーソナルカラーや骨格診断は、受けないとだめですか?
必須ではなく、選択肢の一つです。
迷ったら、費用のかからないステップ1〜3から始めてみてください。
受けた場合も、合うかどうかは試着で確かめてみてくださいね。
お金をかけないと無理ですか?
ステップ1〜3は、私の場合は費用がかかりませんでした。
買うなら小物ひとつから、試着や返品のしやすさも目安にしてみてください。
好きな色と似合う色が違ったら、好きな色は着られませんか?
我慢しなくて大丈夫です。
小物や、顔から離れた位置で取り入れる方法もあります。
私の体験は、パーソナルカラー診断を受けた記事にまとめています。
まとめ
- おしゃれが苦手なのは、センスの問題とは限らず、選ぶ基準が自分の外にあったのかもしれません
- 6つのステップは、許可を出す、クローゼットを観察する(提案)、「正解」を脇に置く、色を知る、形を知る、小物ひとつから試して書き留める(提案)です
- 全部やらなくて大丈夫。気になるところからやっていきましょう
ちょっともがいて、ちょっとドキドキして、ちょっと楽しんで。
いくつになっても、好きな服を選んでいたい。
その気持ちを、小さなところから大切にしてみませんか。
感情との向き合い方については、こちらもどうぞ。

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